添加物の入っていない石鹸シャンプーは薄毛に効果的?
ネットでシャンプーと検索すると必ず見かける「無添加シャンプー」。
そんなに「無添加シャンプー」はよいのでしょうか?
そもそも無添加と無添加ではないシャンプーの違いとはなんでしょうか。
では添加物とはなにか?から考えていきましょう。
厚生労働省が化粧品等における販売に置いてメーカーに表示を義務付けたもので、1970年代に化粧品による皮膚障害などのトラブルが発生し、その際国が法令で表示を定めた物質を表示指定成分と言います。
ただし薬事法の規定により法令は2001年から改正され、どのような種類であっても成分に関しては全表示することがメーカーに義務付けられました。
市販のシャンプーの説明書きに読み切れないほどの細かい字で書いてある【成分】のあとから続く文字、それらが成分表示です。
30種類までの記載が義務付けられ、その他は1%未満であれば省略しても良いという事になっています。
今のところ、一般的には1970年に定められた古い表示指定成分を「旧表示指定成分」と呼び、化粧品などにおける添加物として認識されています。
この「旧表示指定成分」は102種類ですが、化粧品の成分は2000種を超えると言われているため、その一部を指すにすぎません。
現在無添加シャンプーとして販売されているものの大半は「旧表示指定成分」102種類が入っていないことを指すことが多いようです。
そんなに「旧表示指定成分」だけが悪いのか?
次々と新しい成分が開発される昨今、新しい成分の中身に本当に危険なものはないのか?表示されない1%未満の成分の危険性は?
種類が多いだけに法律の規制でも完全ではないと思われます。
なるべく肌にやさしい自然なものを使いたいと思っているオーガニックなどを意識する方の中には、成分の中の化学物質のほとんどを、信用できない成分だと考える人もいます。
一般の私達でさえ、よく意味のわからない横文字の合成化学物質よりは、より自然で穏やかなほうが健康によさそうだというイメージを持ちます。
そういった合成物質や化学物質の一番少なそうなものが石鹸というわけです。
髪の健康を気にされる方が、石鹸シャンプーに注目するのはそういうわけでしょう。
もちろん石鹸に危険性はありませんが、石鹸自体はアルカリ性でもちろん石鹸シャンプーもアルカリ性です。
しかしながらよく化粧品やシャンプーの宣伝で聞くかと思いますが、人間の肌は弱酸性です。
どちらが皮膚への負担になるかは人によって違うかと思います。
添加物が入ったシャンプーでトラブルのない人もいますし、無添加シャンプーなら安心できるという人もいると思います。
毛髪のためにも髪に負担をかけないシャンプーを選びたいものです。